クリスマス鍋


で24日は部室でみんなで鍋・・・。
呆れて物が言えないわよ・・・。
アンタが一人で寂しがるのはいいけど、他の人を巻き込むんじゃないわよ!
・・・アンタが一人だったら、仕方ないから、私が一緒にいてあげたかもしれないけどね・・・。
ち、違うわよ! 同情よ、同情!!
だれが、アンタなんか・・・。


午前中に鍋を持ち込んだり、冷凍されてたマグロを冷蔵庫に移したりしに学校へ行ったのね。
で、そのあと荷物を置いてどっかに行ってたみたいね・・・。
で、どこ? どこに行ってたの?
え? ・・・真? ま、真って、誰よ・・・。
言いなさいよ! アンタ、私に隠し事をするつもり!?
・・・え・・・なんでアタシが怒るのか、って・・・そ、そんなこと、アタシにだってわからないわよ!
・・・・・・・・・バカ。


・・・え? ゲーム? アイドル? プロデュース?
ふ、ふーん・・・アンタ、そんなことやってたの、ね・・・。
べ、別に気にしないわよ。たかがゲームなんでしょ・・・。


もー! はい、この話はおしまい!
その後は、普通にバスで学校の方まで帰ったのね。
降りるバス停を間違えたりするあたり、なんかアンタらしいけど、一緒にいたカラ君はいい迷惑よ、まったく・・・。
そのまま駅前のデパートで買い物して、部室に向ったのね。
ていうか、何? この肉の量・・・。呆れを通り越して、なんか面白いわよ。。。

結局ガスの買出しとかもあってアンタは二十分くらい合流に遅れたのね。
で、いよいよスタート。
鍋をしながら、何かしてたの?
え? ・・・イチゴ? ・・・ミズホ?
ちょっと、誰よそれ!
え、アニメ・・・?
も、もう、それなら始めにいいなさいよ! って、何笑ってるのよ!


で、その後はカラオケってわけね・・・。
予定より多くて、急遽予約を変更しなきゃならなくなったあたり、アンタもまだまだね。
もっと頑張りなさいよ!






こうして聞いてると、なんか遊んでばっかりな気もするわね。
こんなんだから、いつまでも駄目なヤツって言われるのよ。
って、ちょっとアンタ、聞いてるの!
あれ、もう・・・こんなところで寝ちゃうなんて、まだまだ子供ね・・・。
でも・・・疲れたけど満足した、って顔してる・・・。
コイツ、こんな顔もできたんだ・・・。


はっ、な、何見とれてるのよアタシ!
で、でも、昔から寝顔はカワイイのよね・・・。
ふ、ふん、まあ、クリスマスに一人ってのも可愛そうだからね・・・起きるまで、一緒にいてあげるわよ・・・感謝しなさいよ。









OTL

何してるのよ・・・僕。